今回は弊社の在庫管理システムへ新しい3つの機能を追加しましたので、それぞれの追加の経緯と機能の詳細をご紹介させていただきます。
【追加機能一覧】
- ハンディターミナルでの納品書検品機能
- 商品情報への重複JANコードの登録機能
- 棚卸での0在庫情報の制御機能
ハンディターミナルでの納品書検品機能
納品書の同梱間違いを徹底的に防ぎたいとのご要望がありましたので、納品書へ専用のバーコードを印字して、納品書に対して出荷検品を行えるようにしました。納品書をハンディーターミナルで出荷検品をすることで同梱間違いを徹底的に防ぐことができるようになっております。
【納品書の同梱間違いの重大性】
- toCでの個人向けで納品書の同梱間違いをした場合は、個人情報が漏洩してしまいます。
- toBでの企業向けであれば、金額が別の企業様へわかってしまう事案に発生します。
納品書の同梱間違いの重大性が高いため、今回の機能を在庫管理システムのハンディターミナルへ追加しております。
【出荷検品作業】
- 箱詰め作業 => 出荷を行いたい商品と納品書を出荷用の箱へ梱包する作業になります。箱詰め後に送り状の貼り付けを行います。
- 出荷検品 => 箱に貼り付けされた送り状のバーコードをスキャンします。次に箱の中にある商品のバーコードと納品書に印字されたバーコードをスキャンします。違う商品や違う納品書が入っている場合はハンティターミナルよりエラーメッセージが表示されるので確認を行います。
- 出荷作業 => 2の出荷検品で問題が泣ければ、箱を閉じて運送会社へ渡します。
上記の流れで機能の追加を行い、納品書の同梱間違いを徹底的に防ぎます。
商品情報への重複JANコードの登録機能
前回新規のお客様へ在庫管理システムの導入をした際に、商品が同じで色が違う場合でもJANコードが同じや商品が同じでキャラクターが違う場合でもJANコードが同じというJANコードの商品を扱っていたお客様へ在庫管理システムの導入を行いました。もともと弊社の在庫管理システムは同一JANコードの登録は不可にしておりましたが、新規のお客様導入をした際にお客様単位で同一JANコードの重複チェックをする・しないの変更ができるように機能変更を行い対応をしております。また、重複登録ができるようになったため、バーコードをJANコードだけに限定せずその他のバーコード用のコードを登録できるようにしております。(CODE39・NW7など)
※こちらのJANコードとは商品情報へ登録する商品コードとは別で登録ができるJANコードになります。
【重複JANコードの登録機能追加に伴う連動機能の変更対応】
この機能の追加に伴い、出荷検品時にJANコードスキャン機能の変更を行っております。同一JANコードの商品のJANコードをスキャンした際に、警告のメッセージが表示されて目視で色などの確認をするような処理にしております。この機能変更にてJANコードの重複登録が実現できるようにしております。
棚卸での0在庫情報の制御機能
在庫管理システムの基本機能である棚卸処理で、実在庫の棚卸の結果在庫が0だった商品の在庫情報は、在庫情報データの大量化を防ぐため、在庫情報データ事態を削除しておりました。お客様から商品の在庫が入っていたロケーションの確認をしたいので、実在庫の棚卸で在庫が0であっても在庫情報データを消さないでほしいという要望がありましたので、お客様単位で実在庫の棚卸で在庫が0の場合在庫情報データを自動的に削除するかどうかの判断ができる機能を追加しております。ただ、この状態では在庫データの大量化を防ぐことができませんので、別の画面機能を追加して0の在庫情報データを検索と選択をして任意に削除できる機能を別画面として追加しております。
今回は在庫管理システムへ追加した新しい3つの機能を紹介させていただきました。KOUGA SYSTEMの在庫管理システムはお客様の要望に伴い機能の追加も行いますので、臨機応変に対応を行っております。一通りの機能が入っているつもりでも、まだまだ不足しており、お客様のご要望でよりよい在庫管理システムとなっていっております。
KOUGA SYSTEMの在庫管理は2週間のお試し期間もありますので、お試しで使用していただき使えるようであれば導入のご検討をしていただければと思います。また、お聞きしたいことなどございましたらHPのお問い合わせより、どしどしご連絡いただければご回答をさせていただきます。
コウガシステムでは在庫管理システムのトライアルも可能です。
トライアルは無料で出来るので、もしご興味のある個人事業主の方や企業様はぜひ一度ご相談くださいませ。
今後ともKOUGA SYSTEMをよろしくお願いいたします。