在庫管理システムのロケーション管理について

在庫管理システム導入の考え方やメリットデメリットについて

今回は在庫管理システムのロケーション管理の必要性・重要性についてご説明をさせて頂きます。

物流倉庫の在庫管理において、保管効率とピッキング作業効率は、相互効率の関係にあります。保管率を向上のため、商品を詰めて管理すると、どうしても商品を取り出す作業であるピッキング作業効率が下がります。また、ピッキング効率を上げるために、商品ごとにに棚を分けて取りやすいように保管すると、スペースがスカスカになってしまい保管効率が下がってしまいます。

在庫管理システムは可能な限り両方の効率を向上させるため、保管方式を「固定ロケーション」と「フリーロケーション」の2つの方式に分けて導入しています。今回はそれぞれの保管方式の特徴やメリット・デメリットについてご紹介しつつ、在庫管理システムでの運用方法もご紹介いたします。

 

固定ロケーション方式

固定ロケーション方式とは、同じ商品を常に同じ場所に保管する方法です。つまり、「この商品はここに置く」といったように、保管場所をいつも同じ場所にする方法です。

メリット

固定ロケーション方式のメリットは、商品の保管場所が同じなので作業担当者がピッキング作業の際に迷わず保管場所へ行けるため、ピッキング作業の効率が非常に向上します。長年の経験者ではなく、新しい担当者でもあっても固定ロケーションのため、ピッキング作業を行えます。

デメリット

固定ロケーション方式のデメリットは、入出庫の変動することが多く在庫の増減が大きい商品である場合は、棚が空いてしまったり、逆に棚が不足したりして、柔軟性が乏しいことです。また、商品に対しての物流的な作業が頻繁にある場合は、その作業の都度商品量を予測して保管場所を事前に決めたり、そのためのレイアウト変更をしたりと、準備作業が負担となる点も挙げられます。

固定ロケーションが向いているケース

固定ロケーションは、商品数が少なく、同じ商品がたくさんある場合に最適な保管方式といえるでしょう。ビジネスの最初の頃は、固定ロケーション管理が機能するケースが多くあります。

 

フリーロケーション方式

メリット

フリーロケーションでは物流倉庫内の空いている場所に都度商品を入庫するため、保管スペースを無駄なく活用でき収納効率の最大化に役立ちます。取り扱う商品数が多いお客様や十分な広さの倉庫を用意できない場合におすすめです。フリーロケーションの場合、棚割りが必要ないため、商品の入れ替え作業をスムーズに行えるのもメリットです。アパレル事業のように季節ごとに商品を入れ替える必要がある場合でも使用される方式といえます。

デメリット

フリーロケーションは商品の保管場所が毎回変わるため、ピッキングの作業効率が低下しやすいのがデメリットです。固定ロケーションの場合は、商品ごとに保管スペースが指定されており作業の熟練度が上がるほど生産性の向上が見込めまし、商品Aは必ず保管場所Aに置かれているため、在庫が少なくなるとすぐに気づくことが可能です。しかしフリーロケーションの場合、商品Aが保管場所A・B・Cと複数のエリアに置かれているケースもあるため、在庫量の減少に気づかない可能性があります。フリーロケーションで商品を管理する際は、ピッキングや出荷作業のたびに在庫数を確認することが必要になります。

フリーロケーション管理に適した商材

在庫量や受注頻度が安定していない商材は保管場所を固定したら保管効率が下がるため、頻繁に見直しが必要となります。在庫量に応じて保管場所を柔軟に入れ替えるフリーロケーションに向いています。例えばアパレル商品に固定ロケーションを取り入れる場合、シーズンごとに棚割りの変更が必要です。棚割りとは仕入れた商品について、どこにどれくらいの数量を保管するか決定する作業を指します。一度の出荷量が少ない商材は一カ所にまとめて保管できるため、フリーロケーションを採用してもピッキングの負担になりにくいとされます。

フリーロケーション管理を効率化する方法

在庫管理システムを導入する

在庫管理システムとは在庫情報や入出庫情報を記録・管理し、在庫の過不足を削減するシステムです。商品の保管場所や在庫情報をリアルタイムで共有できるようになり、ピッキング時に商品を探す手間を省けます。ただし、在庫管理システムの導入にはコストがかかります。現状の問題点を把握した上で解決に役立つシステムを選ぶことが重要です。すでにピッキングシステムを構築済みの場合は、連携性の高いシステムを選ぶのが良いでしょう。

作業動線を考慮して保管場所を決める

作業動線を考慮して保管場所を決めることでピッキング作業の効率化につながります。例えば出荷頻度の高い商品は保管スペースの取り出しやすい位置に、低い商品は奥に配置すると作業員は短い移動距離でピッキングを終えられます。

フリーロケーションは、倉庫の保管効率を高める手法として在庫管理の現場で活用されています。しかし、扱う商材によっては適さないケースもあり、コスト面やピッキングの作業効率低下などのデメリットがあります。フリーロケーションの仕組みを理解した上で固定ロケーションと組み合わせるなど自社に合った在庫管理の方法を構築することが望ましいです。弊社の在庫管理システムは両方のロケーション方式に対応をしておりますので、一度ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

運営企業概要

在庫管理システム クラウド 在庫管理 コウガシステム

社名 株式会社KOUGA SYSTEM(コウガシステム)
本所在地 〒800-0113 福岡県北九州市門司区新門司北2-10-2
URL http://www.kouga-logi.com/system
TEL 093-342-8795
代表者 代表取締役 信岡 勇喜
事業内容 システム開発

KOUGA SYSTEMは北九州の物流会社から生まれた、システム開発の会社です。
物流システムを効率化するため、在庫管理・出荷管理から納品書発行まで網羅するクラウド型の在庫管理システムを開発いたしました。
今後とも、お客様の事業が効率化できるようシステムの飛躍・新しい開発を進めるべくスタッフ一同邁進してまいります。

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