今回はKOUGA SYSTEMの在庫管理システムへ新たに追加した機能の「出荷作業情報作成」機能についてご紹介をさせていただきます。
KOUGA SYSTEMの在庫管理システムはお客様のご要望に合わせて新機能を随時追加を行っており,今回の「出荷作業情報作成」機能もお客様からのご要望により追加をしております。
【新機能の追加に至るまでの経緯】
新機能追加前の在庫管理システムでは、出荷指示情報を元に作成される出荷作業情報である
・商品別のピッキングリスト
・運送会社の送り状発行システムへ取り込むデータ
・作業指示書
・納品書
の作成が初回のヒアリングで決めさせていただいた内容で作成されるのみでした。毎回固定で作成される内容になりますので通常の運用であればシンプルで深く考えずに使用できるので運用的にはシンプルに扱えておりました。しかし、作成内容が毎回固定ではなく出荷指示の出荷商品の内容や届け先・特殊作業内容を確認して変動的に作成したいなどの場合は使い勝手がわるくなってしまう機能でした。今回はお客様よりそのようなイレギュラーにも対応できるような新機能を追加してほしいとご要望があり変動的に各種出荷指示情報が作成できる機能である「出荷指示情報作成」機能を追加することになりました。
【新機能「出荷作業情報作成」の概要】
出荷作業を行う為の3つの情報である、
・運送会社の送り状発行システムへ取り込むデータ
・作業指示書
・納品書
を担当者が作成を行いたい対象の情報のみを任意で作成できる機能になります。全項目で説明させていただきました通り、決まったルールでの作成はシンプルな運用につながりますが、変動的な作成になっていないためイレギュラーなどの対応が行えません。
今回追加した「出荷作業情報作成」機能は出荷指示の出荷商品の内容や届け先・特殊作業内容を確認して出力情報を絞り込み、出荷作業情報の出力が行えます。
出力手順
①出力したい出荷作業情報の種類の選択を行う。
②出荷作業情報を出力したい情報を検索機能を使用して検索を行う。
③検索結果に対して、出力処理を行う。
の3つの手順で対応が可能になります。弊社の在庫管理システムはあくまでもお客様が使いやすいようにを第一に考えて機能追加を行いますので、非常にシンプルで扱いやすい機能となっております。また、出力処理が完了した出荷指示情報は出力済みとなり、2重出力を防ぐ機能も兼ね備えており間違いが発生させない機能もあります。
変動的な出力の例
変動的な出力のパターン①
例)商品Aに特定の販促物(チラシ)をいれるので商品Aの出荷が含まれている出荷作業情報のみで出荷作業を行いたい。
【現状】
現状は全ての出荷指示情報がまとめて出力されているため、すべての商品の出荷指示情報がまとめて出力されます。
上記図のように商品の順番で出力されているが混載している場合は見落とす可能性があります。
【新機能使用】
商品Aが含まれている出荷作業情報を作成して、各種情報を出力します。その後出力されて出荷作業情報は全てチラシを入れて出荷作業を行います。次に出荷作業情報の未出力分の出荷作業情報を出力します。出力された出荷作業情報はチラシを入れずに出荷作業を行います。
上記の例のように出力処理が2回にはなりますが、その後出荷作業自体が単純化されます。それに伴い出荷作業の効率が上がると同時に作業間違いが発生しにくくなり作業品質も向上します。
弊社の在庫管理システムはお客様のご要望に合わせて新機能の追加を随時行っております。現在の状況でもまだまだ不足している機能が数多くありますが、お客様のご希望を聞かせていただき新機能をどんどん追加していき、臨機応変にシステムの対応をしていきます。
お試しの2週間のトライアルもございます。どしどしご連絡をいただければご対応をさせていただきます。今後ともKOUGA SYSTEMの在庫管理システムをよろしくお願いいたします。