皆さんは在庫管理システムの費用や相場観をご存知でしょうか。
ひと口に在庫管理システムといっても、クラウド型なのかパッケージ型、オンプレミス型といった種類もあります。
その種類の違いによって、システムの初期設定や導入費用を含む初期費用なども大きく変わってまいります。
今回はそんな在庫管理システムの種類によって変わってくる価格や、また価格の違いによる在庫管理システムの使用感、向いている事業規模などについてご紹介をいたします。
在庫管理システムの導入をご検討の方々の、参考になれば幸いです。
■クラウド型在庫管理システムの価格感
在庫管理システムとして、もっとも低価格とされているのが「クラウド型」の在庫管理システムです。
クラウド型であれば初期費用が0円または数万円で済むというケースも珍しくなく、自社内に大仰な設備などを整える必要もなく利用可能です。
月額で発生する利用料金も数万円から10万円弱のものも多く、数ある在庫管理システムのなかでも比較的もっとも安価で利用いただけるものとなっています。
システムそのものは、在庫管理システムの販売元のサーバにて設置が行われる為、諸々の諸経費が抑えられる仕組みとなっています。
クラウド型在庫管理システムのメリットは、スマートフォンやタブレットといった通信端末からでも、インターネット回線に接続さえされていれば、いつ、どこでも在庫管理システムへとアクセスが可能な点です。
急な在庫変更や、出先での在庫数の確認、在庫数を元にした様々な指示などが簡単に行えます。
その為、コストパフォーマンスもっとも高く、現在では主流となっている在庫管理システムとなっています。
さらにはコウガシステムの場合は、14日間の無料トライアル期間を設けているので、価格面や使用感に心配のある会社様も、まずは実際にご使用いただけるようにもなっています。
これらはクラウド型だからこそ出来るものとなっています。
デメリットとしては、インターネット環境が無い場合には在庫管理システムを使用できない、という点です。
災害や停電などで、通信回線が遮断されてしまった場合などには、在庫管理システムへとアクセスできなくなります。
■パッケージ型在庫管理システム(WMS)の価格感
パッケージ型在庫管理システム(WMS)は、既存の在庫管理システムを自社内に準備したサーバーへインストールして使用する在庫管理システムのことです。
それぞれの会社に合わせて一から構築するものではなく、すでにリリースされている在庫管理システムをインストールして使用する為、導入時のコストを最低限に抑え、0からシステムを構築するよりも低価格で使うことが可能です。
パッケージ型の在庫管理システムは、基本的に使用出来る機能が始めから決まっていることで、追加料金を支払ったり、システムの入替なしで望んだ機能が追加できない場合があるというデメリットもあります。
0からシステムを構築するわけではないので、比較的安価に済ませることはできますが、クラウド型と比較するとどうしても高めとなってしまいます。
また、インターネット環境がなくても使用出来るのはメリットの一つではありますが、利用できるのはインストールされたPCのみとなっています。
不要な機能なども合わせてインストールされるため、在庫管理システムに慣れて使いこなすまでに時間を要してしまうこともデメリットの一つです。
導入費用は安価なものでも数十万、高いものになると数百万のものもあります。
とはいえ、自社のサーバーにインストールして使用する為、在庫管理システムでの取り扱い量が増えても問題なく対応できるというメリットもあります。
■オンプレミス型在庫管理システムの価格感
オンプレミス型在庫管理システムは、在庫管理システムを使用する会社や組織の自社内に設置したサーバーやハードウェア上で運用することが出来るもののことです。
自社の要件や用途、必要となる機能をカスタマイズし、自社内でのみ運用することでセキュリティ面でも強化を図ることが出来る在庫管理システムです。
また一から構築する為、すでに運用している他の基幹業務システムと連携させて利用することが出来るのも特徴です。15年ほど前まではこのオンプレミス型在庫管理システムが主流でしたが、2010年頃からクラウド型の在庫管理システムが安価に導入できるということもあり、クラウド型の在庫管理システムが主流となってきました。
オンプレミス型在庫管理システムのデメリットとしては、他の在庫管理システムと比較して、初期費用が段違いで高いという点です。
一から必要な機能や、既存システムとの連携などを盛り込んだシステムを構築する必要があるため、通常のシステム開発と同等またはそれ以上の費用が必要となります。
高いものでは数百万~数千万円になるものもあります。
また、自社内で全てを賄うことになるため、在庫管理システムメーカーへ支払う保守管理費用に加え、自社内にはシステムに対応出来る人材も必要となってきます。
維持管理費用に人件費も乗っかってくることになります。
■まとめ
今回は在庫管理システムの価格帯についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
自社の商品や、取扱量などによって導入する在庫管理システムを選ぶことが可能です。
コウガシステムではクラウド型の在庫管理システムを低価格でお客様へとご提供しております。
実際に業務で利用する時と同様に、必要な機能などを全てカスタムした状態でお試しいただける、14日間の無料トライアルもございます。
在庫管理システムをご検討のお客様は、ぜひこの機会にコウガシステムの在庫管理システムをお試しください!
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