クラウド型の在庫管理システムというとどのようなものを想像しますか?
Googleなどで“在庫管理 クラウド型”などのキーワードで検索すると、多くの在庫管理システムがヒットするのではないでしょうか。
そのどれもの機能を比較してみても、全てが同じにみえてしまい、何を基準にどれを選べばいいのかまったく分からない方も多くいるのではないかと思います。
そこで今回は数多くあるクラウド型在庫管理システムの中でも、どのようなシステムを選択すれば自社にとっての最適解になるのか。
その重要となるポイントや、クラウド型の在庫管理システムを導入するべきメリットやポイントについてまとめています。
クラウド型の在庫管理システムとは?
在庫管理システムにはいろいろな導入形態が存在します。
代表的なものとしてはクラウド型・パッケージ型・オンプレミス型、この3つの種類に分けられます。
もちろん、それぞれの在庫管理システムには特徴があります。
クラウド型はインストール不要となっていて、利用料もサブスク形式を取っている所がほとんどです。
クラウド型の在庫管理システムの場合、機能は日々更新され、新しい機能を利用出来るようになっています。
次にパッケージ型は売り切りでの提供となっていて、金額も比較的安価に利用できるものが多くあります。
ただし、機能の更新には基本的に対応していません。
そしてオンプレミス型は、自由度の高いカスタマイズ性を有していることから大企業向けに導入されるケースが多く、その反面とても高価なものとなっています。
この3つの種類の在庫管理システムの中でも、汎用性が高く、また比較的安価に利用可能なクラウド型在庫管理システムについてご紹介いたします。
クラウド型の在庫管理システムの種類とは
ひと口にクラウド型の在庫管理システムとはいっても、様々な種類が存在します。
在庫管理システムの多くが、在庫を管理するだけの機能だけではなく、ECや倉庫管理といったように、その他の機能との連動を前提としたものがほとんどです。
今回は在庫管理システムでよく見られる、EC管理、倉庫管理、販売管理の3つを解説いたします。
EC管理システム
在庫管理システムの中にはEC管理に特化したものも存在しています。
昨今増加するECサイトですが、今では様々な会社がこのECサイト運営を行っています。
もしかすると”アシスト店長”や”助ネコ”といった、小売業をイメージさせる名前がついているようなツールも存在します。
在庫管理システムではありますが在庫管理以外の主な機能としては、顧客管理や分析機能など。
個人客を相手にしたビジネスに根ざした機能があるものも少なくはありません。
小規模な事業者でも手が出しやすい価格帯で提供されている在庫管理システムがほとんどです。
倉庫管理システム
在庫管理システムの機能の一つでもある倉庫管理システムは、在庫管理業務の一連のプロセスとして発生する「入庫→出庫」の作業の中でも、倉庫内の管理に特化した在庫管理システムを指します。
実際に倉庫内にある在庫=実在庫に焦点を当てたシステムでもあります。
この倉庫管理システムは、クラウド型在庫管理システムの特性を活かし、リアルタイムで実在庫数を把握することが出来る為、ロット別に行う在庫管理や保管、受注への対応が可能になります。
その為、ヒューマンエラーの一つでもある誤出荷や、記載ミス、その他のヒューマンエラーにも対応可能です。
また、多くの在庫量を毎日仕分けする作業のある企業にとってはおすすめのシステムです。
販売管理システム
在庫管理における基本的なシステムの一つです。
入庫管理や出庫管理だけではなく、受注や売上げから請求等の販売に関わる機能をまとめて有するシステムツールのことを、販売管理システムと称します。
基本的に販売管理システムは、自社内の倉庫に入る前段階からのシステムであり、受発注業務と在庫管理をシームレスに連動させたい企業には最もおすすめです。
クラウド型在庫管理システムを導入するメリットとは?
前述のとおり、在庫管理システムにはクラウド型・パッケージ型・オンプレミス型の3つにに分けられ、それぞれの導入形態があります。
しかし、パッケージ型またはオンプレミス型の場合、売り切りであるが故に機能の更新がなかったり、高価であったりと課題が多いのも事実です。
在庫状況をいつでも確認可能
クラウド型の在庫管理システムのメリットの一つは、データのやり取りがなんクラウド上で行われる為、リアルタイムで情報の更新が出来る点です。
これはクラウド型で運用されるシステム全てに共通する特徴でもあります。
膨大なデータ量を自社内のサーバーで保管する必要もなくやり取りを行うことが出来るので、近年では大企業だけでなく在庫管理システムを導入することが可能になりました。
また、クラウド型が主流になったお陰で、従来の在庫管理システムの問題点として掲げられていた検品~管理表入力のタイムラグがほぼ発生しなくなります。
リアルタイムで「今、どこに、何個の在庫があるのか」いつ入荷して、いつ出庫されたのかが把握できるようにもなっています。
導入コストを抑えることが可能
クラウド型在庫管理システムはランニングコストを抑えられることもメリットとして挙げられます。
それというのも、オンプレミス型の場合だと、会社に合ったシステムの開発やインフラの調達が必要となります。
サーバーを社内で運用する場合は数十、数百万の費用が必要となります。
クラウド型在庫管理システムの場合だと、価格はものにもよりますが、月額数万円程度で導入が可能となっています。
初期費用も抑えられるといった高コストパフォーマンスを実現出来るのです。
拡張性の高く利用可能
クラウド型在庫管理システムの最大の特徴ともいえる点として拡張性の高さがあります。
事業規模によってはプランを変更して、機能の拡張が出来るだけでなく、アップデートにも対応できるといた点も利点の一つです。
また、コウガシステムの在庫管理システムの場合は、無料トライアル期間も設けているので、まずは使ってみる、といったことも可能です。
コウガシステムの在庫管理システムならトライアル可能!
クラウド型の在庫管理システムのメリットについて解説いたしました。
次回は今回の続きとして、引き続きメリットとクラウド型の在庫管理システムを選ぶ際に気にしたいポイントを解説したいとおもいます。
またコウガシステムでは14日間のトライアル期間も設けています。
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