弊社の在庫管理システムでの複数拠点倉庫の在庫管理方法と倉庫拠点出荷についての考え方についてご紹介をさせていただきます。
商品在庫を複数の倉庫で管理される場合は、在庫管理・出荷管理をそれぞれの倉庫の担当者にて管理が必要になり、1つの倉庫より商品在庫管理がより複雑になってきます。弊社の在庫管理システムは商品在庫の複数倉庫拠点にも対応をしており、在庫管理・出荷管理に対していろいろな設定も行えるように開発をしております。今回は設定内容なども含めご紹介をさせていただきます。
【倉庫拠点の在庫管理方法】
1.ログインをするIDに対して担当者の管理倉庫を割り振っておりますので、ログインした担当者コードにてどの倉庫で管理している商品在庫を扱うかの判断がされます。
ログインするIDに対して倉庫を割り振ることでシステム使用時に倉庫の選択の手間がなくなります。また、入庫・在庫調整・ロケーション移動・出荷指示などもログインされた倉庫のみが行えますので、誤って別の倉庫の在庫を調整したりなどの間違いがなくなりますので、何らかの作業をするたびに倉庫の確認などを行う必要がなくシンプルな操作性での対応が行えます。
2.商品在庫に管理倉庫の情報を持たせておりますので、商品在庫の検索で管理倉庫が表示されます。
在庫検索にてどの商品在庫がどこの倉庫で管理されているかが表示され複数倉庫拠点在庫の確認が容易に行えることで、出荷の対応などの情報として非常に役に立ちます。
3.商品在庫に管理倉庫の情報を持たせることで、入出庫履歴の一覧にも入出庫をした管理倉庫の表示がされます。
入出庫履歴に作業倉庫が表示されることで、いつ、どの倉庫でどの商品が何個入荷や出荷されたことが容易に確認をすることができます。EXCELなど管理を行うと入出庫履歴が倉庫が複数になるだけで管理情報が倍以上になり非常に管理が大変になってきますが、在庫管理システムの複数拠点対応をするだけで非常に簡単になり管理しやすくなります。
4.出荷指示情報検索への検索結果にも、出荷倉庫が表示されます。
出荷指示情報検索結果への一覧にも出荷された倉庫の情報が表示されますので、入出庫履歴に画面を変更してどの倉庫から出荷されたかを調べる手間が省けます。
【倉庫拠点出荷割り振り方法】
1.出荷指示情報に出荷したい倉庫の情報を登録することで、出荷指示情報で出荷倉庫の割り振りを行うことができます。また、出荷指示情報で割り振った倉庫を優先とするかまたは、対象の倉庫に商品在庫が無い場合は欠品とするかの制御も可能です。
出荷指示情報に入れる場合は、上記のフローの設定を行います。出荷指示情報に入れない場合は倉庫別で出荷優先順位をつけておりますので意識せずシステムに設定された内容で出荷指示が各種管理倉庫へ送信されます。手動などで出荷倉庫の設定を行っている場合はかなりの作業負荷になってしまいますが、初回の打ち合わせで倉庫出荷の設定を行うことで作業軽減を行うことができ各担当者様の運用が非常に効率よくなります。また、倉庫側の担当者様も出荷指示が割り振られた情報のみに対して処理を行いますので、他倉庫の在庫など気にせず作業が行えます。
今回ご紹介をさせていただきました、KOUGA SYSTEMの在庫管理システムと送り状発行システムの複数の倉庫拠点管理は初回の設定はある程度の打ち合わせが必要になりますが、運用開始をしたら各種拠点倉庫の担当者様は他拠点倉庫の在庫などを気にせず運用を行えますので、運用がシンプルに行えます。また、管理者様に関しては１つの在庫管理システムで複数倉庫の在庫及び入出庫履歴が確認でき管理や閲覧などもしやすいシステムとなっております。また、複数拠点倉庫の管理であってもすべての在庫管理システムの機能がログインした倉庫での作業と認識されますので、在庫管理だけでななく全ての機能が同じように、対象の拠点倉庫のみとして処理が行われます。
在庫管理システムならコウガシステムへとご相談ください。
ご興味がありましたら、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。
