【皆の失敗談】続!在庫管理システムを導入して失敗した!?在庫管理システムの上手な活用方法

在庫管理システムについて

前回のブログ記事では、【皆の失敗談】在庫管理システムを導入して失敗した!?在庫管理システムの上手な活用方法として、在庫管理にまつわる失敗談をご紹介いたしました。
今回も引き続き、寄せられた様々な失敗談をご紹介していきたいと思います。
今後の在庫管理システム導入の際の参考にいただけますと幸いです。

 

大手であれば間違いないと思っていたら…

輸入代理店経営:Cさん
Cさんは業務の効率化を図る為に、導入実績もあり、テレビやインターネットといったメディアでの露出も多く、支持率が高いとされているシステム会社の提供する在庫管理システムを導入したそうです。
数千万するシステムだったこともあり、機能的にも使いやすさ的にも申し分のない作りだったそうなのですが、業務に合わせたカスタムが行えないことで希望した形での運用が出来なかった、とのこと。
数千万もする投資でしたが、最良といった結果を残せなかったそうです。

 

その原因は…

“業界No1″や”実績多数”などといった謳い文句のみしか見ておらず、実際の在庫管理システムの仕様を細かく精査せずに選んでしまったことが一番の要因でしょう。

 

point!

求めているものが実現可能か要確認を
業務によって必要となる機能は違うので要注意
ネームバリューのみで選ぶのは危険

 

改善方法は?

やはり、ネームバリューのみで選んでしまった、という点に尽きるかと思います。
在庫管理システムや、その他システム関連の金額というのはピンキリです。
その為、もちろん高額な費用を要するものもなかにはありますが、安価だから実際の業務では役には立たない、といったことは決してないのです。
在庫管理システムの導入を行う際には、どんな機能が必要で、どんなタイミングで必須となるのか等、事前に綿密な打ち合わせが必須でしょう。

 

営業に言われるがままに…

老舗部品メーカー:Dさん
Dさんの務める老舗部品メーカーでは、業務効率化を見込んで在庫管理システムの導入をすることを決めました。
その際に丁度営業のあった会社に依頼をし、在庫管理システムが導入することとなりました。
しかし、複雑なUI操作に加え、導入のきっかけとなった作業効率に関しても、改善されたとは決して言えない状況になっていました。
その為、システム会社に相談をしたところ、様々なオプションの提案があり、費用がどんどんかさむこととなり…。
ようやく業務効率化の目処がたったころには、かなりの出費となっており、総額は900万円近くになってしまっていたとのことです。

 

その原因は…

知識がないことは仕方のないことですが、システム会社の営業や、対応窓口の言われるがままに機能追加をしてしまったのが一番の要因です。
どういった機能が必要で、どういった機能をどのように使うのか、どのタイミンでどんなことをしたいのか、といったことを、事前に細かく決めておいてからの導入が必須です。
また、可能であるのであれば実際に導入をする前に、システムを触ってみて使用感を実感することが大切です。

 

point!

業務を深く理解していない営業の言葉には要注意
UIの使用感は事前に体感できるのであれば用体験
ネームバリューのみで選ぶのは危険

 

改善方法は?

在庫管理システムと一口に言っても、その仕様や運用方法は様々。
実際に導入して、運用を開始して初めて分かることも多々あります。
その為、その在庫管理システムを提供する会社のサポート面はしっかり確認する必要があります。
また、導入前にはこちらからシステム会社へと要件定義や、フィット&ギャップ分析をしっかりと求めることで、実用前に不安点を全て払拭しておきましょう。
可能であればシュミレーションもしっかりと行い、問題がないことを確信できるまで突き詰めましょう。

 

導入にあたり業務手順の見直しを行わなかった結果…

物流業:Eさん
当初から在庫管理システムを導入していたEさんの会社ですが、更なる業務改善を求めて新しい在庫管理システムの導入を考えることとなり、新しく様々なシステム会社をリサーチする運びとなりました。
その際に、多くの会社から導入にあたって提案されたのが「現在、自社で行っている作業手順を変更する」ことです。
しかし、社長判断により、慣れない作業工程や手順の変更のうえでメリットを感じられなかったという理由から、システムを全て入れ替える必要はあるものの、従来の手順で作業が可能なシステム会社へと依頼をされました。
しかし、新しいシステムの導入後も作業効率も売上げも共に大きな変化は見られず、さらにはシステムの変更によって今までは発生しなかったようなミスやトラブルが連発。
高額なシステムを導入したものの、求める結果は得られずしまいとなってしまいました。

 

その原因は…

慣れない工程への変化を拒絶するあまり、業務効率化のチャンスを見逃してしまった点です。
そしてさらに従来のシステムを放棄し、操作の煩雑な新規システムに全て依存してしまったという点でしょう。

 

point!

全てのシステムを放棄し、新しいシステムに入替えてしまった
業務改善効率化の提案があったがそれを拒絶した
高額なシステムを過信しすぎていた

 

改善方法は?

従来のシステムから、新しいシステムへと完全移行を行うこと自体は問題ありません。
しかし、従来のシステムで行っていた、行えていた機能や、新しく行いたい業務など、必要なものは改めて事前に準備してシステム会社へと共有すべきだったでしょう。
そこでさらに、業務改善効率化を行うべき必要性は目の前に提示されていたのですから、その意見にも耳を傾けるべきだったのではないかと思います。
またカスタム可能な在庫管理システムを導入することで、導入後の調整や多少の仕様変更も容易となるケースもあります。

 

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運営企業概要

在庫管理システム クラウド 在庫管理 コウガシステム

社名 株式会社KOUGA SYSTEM(コウガシステム)
本所在地 〒800-0113 福岡県北九州市門司区新門司北2-10-2
TEL 093-342-8795
代表者 代表取締役 信岡 勇喜
事業内容 システム開発

KOUGA SYSTEMは北九州の物流会社から生まれた、システム開発の会社です。
物流システムを効率化するため、在庫管理・出荷管理から納品書発行まで網羅するクラウド型の在庫管理システムを開発いたしました。
今後とも、お客様の事業が効率化できるようシステムの飛躍・新しい開発を進めるべくスタッフ一同邁進してまいります。

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