今回はKOUGA SYSTEMの新しく追加した機能であるハンディーターミナルと在庫管理システムの連携の導入事例をご紹介させていただきます。KOUGA SYSTEMのハンディーターミナルはアンドロイドOSを利用したソフトウェアを開発しておりますので、扱いやすくしており作業がしやすい機能となっております。
今回のお客様の管理商品の内容とご要望を含め導入事例のご紹介をさせていただきます。
【お客様の管理商品の内容とご要望】
・商品は冷蔵の倉庫で管理をされている食品系の商品になります。基本的にお中元・お歳暮での発送になり期間限定での出荷となるため、賞味期限管理などは不要になります。
・運送会社の送り状や納品書はお客様側で作成をするため、弊社の在庫管理システムでの作成は不要になります。
・食品にバーコードがついているので、ハンディーターミナルでの出荷検品を行いたい。
・冷蔵倉庫での在庫保管のため、商品に貼り付けされているバーコードが読みにくい場合があるので、商品のバーコードは手入力でも入力ができるようにしてほしい。
・現状使用している在庫管理システムが、月額の費用が高いためコストの削減を行いたい。
・現状使用しているハンディーターミナルの運用が作業指示書のバーコードをスキャンして、商品のバーコードをスキャンしている。
お客様からは特にコスト削減のご要望を強く言われておりました。
【在庫管理システムの設定】
・今回はハンディーターミナルを使用した出荷検品になりますので、在庫管理システムの商品情報管理への登録はお客様で管理している商品管理用のコードとは別にJANコードが登録できるように設定を行います。
・運送会社の送り状及び納品書が不要とのことでしたので、在庫管理システムで作成される各種資料はピッキングリストと作業指示書のみが出力されるように設定を行います。
・弊社のハンディーターミナルの運用は運送会社の送り状に記載があるバーコードを最初にスキャンを行い、その後に商品に貼り付けされているバーコードをスキャンする運用を採用います。今回はお客様側で準備した情報を元に在庫管理システムを通さ座右に運送会社の送り状の発行を行いますので、お客様側で発行した運送会社の問い合わせ番号を出荷指示情報に入れていただいております。それに伴い在庫管理システムの内部的な処理として出荷指示情報を取り込み後で運送会社の送り状が発行されて状態に強制的に移行されるように設定を行います。
【出荷検品の現行との比較】
出荷検品での作業指示書のバーコードスキャンと運送会社の送り状のバーコードスキャンの違いについてですが、出荷指示書はあくまでも商品を確認するための指示書になります。お客様の手元に届くのは運送会社の送り状と梱包された商品になりますので、最初に運送会社の送り状のバーコードスキャンを採用したことで運送会社の送り状に対しての出荷商品の検品をすることになり出荷検品の品質が向上されます。
図:作業指示書スキャンと運送会社送り状スキャンとの違い
作業指示書のバーコードスキャンであれば、最終的な送り状の貼り付け作業の検品は行っていないため、貼り付け間違いが発生する可能性が発生します。
弊社の在庫管理システムは運送会社の送り状のバーコードをスキャンすることで送り状と商品の出荷検品を行いますので、送り状の張間違は発生しません。
【コストについて】
使用をしていた在庫管理システムの月額費用は基本料金:10,000円で従量課金が10円になっていました。弊社の金額はHPへ記載している通り基本料金:10,000円で従量課金が5円(501件目)からになります。従量課金が半額になることで大幅な月額のコスト削減が実現しております。
今回導入をさせていただきました、在庫管理システムとハンディーターミナルの導入事例では大幅なコストダウンと出荷検品の品質向上が望めます。弊社の在庫管理システムのハンディーターミナルは出荷検品以外の機能もあります。お客様のご要望に合わせて機能の開発も行っていき、柔軟に対応をさせていただいております。ハンディーターミナルに限らず在庫管理システム側も柔軟に対応いたします。
在庫管理システムならKOUGA SYSTEMMへとご相談ください。
トライアル期間も設けておりますのでご興味がありましたら、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。