今回のブログでご紹介させていただきます、新規導入案件は海外商品の雑貨を扱っているお客様の在庫管理システムの導入事例になります。海外商品は日本語表記が無いため、在庫の入出庫が商品名称での管理が行えませんので在庫管理システムを導入することで在庫管理を行えるように新規の導入をさせて頂きました。
新規導入に伴う在庫管理システムへの要件
概要的な要件としましては今回は海外商品の雑貨を扱っているお客様ということがあり、商品名称での判断が行えませんがJANコードが商品のケースについています。入庫や出荷はケース単位での入庫・出荷になりますので、在庫管理する数量は単純になります。出荷については複数のケースを1個にまとめて出荷を行うようになります。また、管理倉庫拠点を2拠点を希望されております。
要件
- 海外商品のため、名称判断ができないが、JANコードがケースについている
- 入出荷がケース単位になるため、ケース単位での在庫管理を行う
- 出荷に関してはケースを複数個一にして出荷を行う
- 倉庫拠点は2拠点にする
が要件の概要になります。
要件に対しての在庫管理システムでの対応について
上記要件の一覧に対してどのように在庫管理システムでの対応を行ったかをご紹介させて頂きます。
※今回は全ての対応を内部設定のみで今回は対応をしておりますので、お客様専用の特殊な開発は一切行っておりません。
1.海外商品のため、名称判断ができないが、JANコードがケースについている
商品名が外国語で記載されているため、翻訳できる担当者でない限り商品名での在庫管理は難しい商品在庫になっております。判断はJANコードのみになりますので、ハンディーターミナルを使用して在庫管理をするようにシステムで対応を行います。ハンディーターミナルを使用することで入庫時の商品特定と数量の間違いがなくなります。出庫に対しては運送会社の送り状に対してハンディーターミナルを使用して出荷検品を行う為、誤出荷の防止につながります。また、お客様の在庫商品に慣れていない担当者様でも、ハンディーターミナルを使用することで商品を間違えることなく入庫・出庫作業を行うことができます。
2.入出荷がケース単位になるため、ケース単位での在庫管理を行う
倉庫への入出荷が1つの商品であるピース単位ではなく、ケース単位での入出荷になりますので、保管し管理する在庫もケース単位で行うようにします。ケース単位で在庫を管理することは1ケースを1個として管理を行いますので細かいピースでの在庫の把握が必要としないため、在庫の管理が行いやすくなります。また、出荷もケースになりますで梱包作業が無く、非常に出荷を行いやすくなります。途中でピース管理にしてほしいなどになった際も対応は可能になりますので、汎用的なシステム構成にはなっております。
3.出荷に関してはケースを複数個一にして出荷を行う
出荷を行う際に1ケース単位ではなく、ケースを2個や3個で括ってまとめて出荷を行えるようにします。個数を商品単位で2個・3個一を行うので運送会社の個口数を自動計算で算出できるように在庫管理システムの設定をおこない、運送会社の配送伝票発行後に個口数の変更の手間がなくなります。運送会社の個口変更は確認を行った後、運送会社のシステムで個数訂正し再発行をしますので、かなりの手間になります。自動計算が行えることで個口訂正の手間がなくなりストレスなく出荷が行えます。自動計算は違う商品を1か所にまとめて発送する際も自動計算で個数を算出されますので、出荷しやすいシステムとなっております。
倉庫拠点は2拠点にする
弊社の在庫管理システムは複数の倉庫を管理することができます。通常であれば在庫を別々で管理を行い出荷の際にどこの倉庫に在庫があるかを確認して、出荷指示をどの倉庫に行うなどの無駄な手順が発生します。在庫管理システムを使用することで、出荷指示情報の取り込みを行い在庫との引き当て作業を行えば、在庫がある倉庫へ自動的に出荷指示情報がながれていきますので、倉庫間での在庫の手間がなくなり、出荷指示の運用がシンプルに運用になります。また、在庫管理システムは出荷優先倉庫の設定や特殊な倉庫選定なども可能ですので、汎用的な倉庫管理を可能としております。
今回の導入をさせてい頂きました在庫管理システムはお客様専用のシステムの開発は行っておりません。弊社の在庫管理システムは内部的な設定を汎用的に開発を行っておりますので設定のみで対応が行えますので、早く導入を行うことができます。
ブログで紹介させて頂きました内容は、要件に対しての対応になりますので、それ以外の在庫管理システムの機能は全て使用をすることができます。
ご興味がございましたら、お問い合わせをいただけましたら詳しくご紹介させて頂きます。また、安心して弊社の在庫管理システムが確認できるようにお試し期間も2週間ございます。
よろしくお願いいたします。