今回はKOUGA SYSTEMの在庫管理システムを新たに導入した事例をご紹介させていただきます。今回導入をさせていただきましたお客様はアマゾンのFBAへの出荷と通常のショップでの販売した商品の出荷を行っており、商材は雑貨になります。特殊な作業として商品や資材を組み合わせて1個の商品を出荷前に作成を行い、完成した商品の出荷を行う作業が発生します。
今回はアマゾンのFBAへの出荷取り込みを新規に導入をさせていただき、それ以外は基本機能をそのまま使用していただいております。商品の組み合わせも基本機能を使用していただきます。
【商品在庫の保管・出荷をする商品の内容】
・今回は雑貨になりますので、賞味期限やロットなどの管理は無く商品在庫数量のみの管理になりますが、出荷の際に資材や商品を組み合わせて1個の商品を作成して出荷を行います。
・アマゾンのFBAの出荷があり、ケース入数管理を行いケース出荷を行います。
【出荷指示データ情報に関する内容】
・アマゾンのFBAの取り込みデータが基本的に納品センターと出荷商品の情報になります。また、完成された商品をケースに入れて出荷を行います。
・出荷前に資材や商品を組み合わせて、1個の商品を完成させて出荷を行います。在庫の管理が資材・部材などをそれぞれで在庫の管理が必要になります。
【在庫管理システムの初期設定の対応】
ヒアリングをさせていただいた、【商品在庫の保管・出荷をする商品の内容】の内容を元にシステムの初期設定の対応を行います。
※基本的な在庫管理システムはそのままで導入を行っております。
1.商品情報に出荷時のケース入数の登録が行えるように設定を行います。出荷時のケース入数を設定することで運送会社の送り状の個口数を出荷時のケース入数を元に自動算出を行います。
2.商品の事前組合せ作業が行えるように組合せ作業情報と組合せ作成画面を表示し、事前在庫の組合せを行えるように設定を行います。
上記2設定を内部的に在庫管理システムで設定を行い導入を行っております。
【在庫管理システムの一部の改修対応】
・ヒアリングをさせていただいた、【出荷指示データ情報に関する内容】の内容を元にシステムの一部の改修対応を行います。
1.アマゾンのFBAの専用の取込定義を新規で作成を行い在庫管理システムへFBAの出荷情報も取り込みが行うようにします。
上記の改修を行いました。在庫管理システムへの取り込みを行った以降の処理につきましては、在庫管理システムの基本機能のみになりますので、必要な設定を行っております。
【導入に対しての効果】
設定1での効果
商品情報へ出荷時の入数を登録することで、商品の出荷数量を元にケース数を自動算出します。ケース数＝運送会社の個口数になりますので、結果として運送会社の個口数が自動算出される形になります。上記の機能をしない場合は運送会社の個口数は商品の出荷準備が終わってからしか個口数が確定しないため、出荷準備が完了するまで個口数がわからない状態になります。今回の機能を実装したことで商品準備前に個口数が求まることで先に運送会社の送り状の作成が行え、出荷作業がスムーズになり作業効率が上がります。
設定2での効果
出荷指示は基本的に完成された商品の数量が出荷指示がされ、完成された商品が出荷指示の数量に対して不足している場合は欠品確認画面で不足数量の確認が行えます。不足数量を確認して出荷時に不足分の数量の作成を行うことで過剰・過少の作成がなくなり余分な作業をすることなく出荷対応が行え、作業効率が向上されます。また、組み合わせ作成画面にて完成品の数量登録をすることで必要な部材の数量が在庫から自動的に引かれるので、手入力での部材の在庫引きでの間違いなどがなくなり在庫の数量の正確性が保てます。
今回は出荷指示情報が特殊で一部システム改修を行っておりますが、以外の機能は設定のみでシステムの導入を行っております。在庫組合せ機能も基本機能の一部になっております。システム自体が汎用的にできておりますので、改修があっても一部の機能のみになりますので、初期導入のコストも大幅に削減ができます。
弊社の在庫管理システムは要件に合わせてシステムの改修も行えますので、汎用的にシステムのご提案ができます。
在庫管理システムならKOUGA SYSTEMへとご相談ください。
ご興味がありましたら、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。
