今回も前回から引き続きでKOUGA SYSTEMの在庫管理システムの機能をご紹介させて頂きます。今回が最後の機能のご紹介になります。今回ご紹介させて頂く機能は
- 棚卸作業
- 倉庫間移動作業
- 商品の事前セット組作業
の3つの機能になります。
棚卸作業
①実棚確認用の棚卸確認リスト出力処理
倉庫内で管理している商品在庫の棚卸をするために、在庫管理システムより棚卸用の商品在庫リストの出力が行える機能になります。棚卸用確認リストへ在庫管理システムで管理している在庫数を入れるかどうかの指定も可能です。在庫数を入れる入れないについては、在庫を入れているとその数量になると思い込みながら在庫数を確認するので入れないでほしいとの要望があり、選択できるようにしております。リストはEXCELで出力されるため、棚卸で確認をした倉庫内の商品実在庫数量をEXCELへ入力を行い、在庫管理システムへ棚卸結果として取り込みを行うことができます。
②棚卸の結果を在庫管理システムへ取り込みを行う処理
棚卸で確認をした倉庫内の商品実在庫数量をEXCELで出力した棚卸確認リストへ入力し、棚卸確認リストを在庫管理システムへ取り込みを行い棚卸の結果を在庫管理システムへ反映する機能になります。棚卸の結果と在庫管理システムで管理している在庫数の在庫数量の差異を表示させます。在庫数に差異が発生している倉庫内の商品在庫の在庫数を再度確認を実施し、問題なければ反映をすることができます。ハンディーターミナルを用いての棚卸に比べある程度手間がかかりますが、面倒な比較計算などは在庫管理システムが行いますので人為的エラーに伴う間違いなどはなくなります。
③棚卸実績情報の検索処理
在庫管理システムへ取り込みを行った過去に実施した棚卸の結果を履歴データとして在庫管理システムで検索が行える機能になります。検索は棚卸実施日や商品情報などでの検索が行えます。また検索結果をCSV形式で出力が行えますので、EXCELでの検索も可能です。
倉庫間移動作業
①倉庫移動の出庫側の出庫情報入力処理
倉庫間で移動する際の出庫側の倉庫から出庫した商品と商品在庫数を在庫管理システムへ登録できる機能になります。入庫側の倉庫で出庫倉庫で登録した情報の確認ができますので、出庫情報をリストで出力して入庫された商品と商品在庫数の確認を行えます。入庫側で在庫管理システムで登録されている倉庫移動出庫情報を元に確認を行いますので、自動的に2重チェックがされており、在庫管理システムへ登録された移動数量の信憑性が高い状態になります。
②倉庫移動の入庫側の在庫移動処理
倉庫間移動にて移動入庫側の倉庫で移動入庫された商品と商品在庫数の確認を在庫管理システムに入力された出庫情報を元に確認を行えます。確認後、商品や移動数量の違いなどがあれば出庫側倉庫へ入力した情報の確認をしていただき、間違いがある場合は訂正をしていただきます。在庫管理システムへ入力された倉庫移動出庫情報が問題無い状態になったら、倉庫出庫情報を元に在庫反映処理が実施します。出庫側の倉庫で入力されて精査された出庫情報を使用することで在庫引きの出庫・入庫の倉庫で整合性が自動的に取れていますので、人為的なミスに伴う在庫差異の発生が防げます。
商品の事前セット組作業
①事前セット組作業商品情報の登録処理
事前セット組で作成をしたい商品をどの商品の組合せで作成するかを登録する処理になります。登録内容としては作成したい商品コードを1個作成するのにどの商品を何個使用するかの登録を行います。例として、商品Aを1個作成するのに必要な商品は商品Bが5個・資材Aが1個・資材Bが2個必要という情報を在庫管理システムへ登録を行います。在庫管理システムへ登録をすることで作成する種類が多くても覚える必要が無いため、人為的なミスがなくなります。
②事前セット組在庫作成処理
在庫管理システムへ使用構成の登録を行った事前セット組商品の作成した在庫数を登録する処理になります。在庫の作成を実施した対象の事前セット組商品を選択して、何個在庫を作成したかを登録するだけの単純な機能になります。作成した在庫数の登録を行うことで必要な商品の在庫は引かれ、作成した在庫は加算されます。例として、紹介した商品Aを10個作成した場合は、商品Aは+10個で商品Bが-50個・資材Aが-10個・資材Bが-20個が在庫へ反映されます。在庫管理システムが使用構成の登録情報を元に在庫の足し引きを自動的に行いますので、人為的なミスで在庫ズレなどは発生しません。
②事前セット組在庫分解処理
事前セット組商品の作成処理の逆の処理になります。作成した事前セット組商品の在庫を分解して、作成前の在庫に戻す処理になります。在庫の分解を行った対象の事前セット組商品を選択して、何個の在庫を分解したかを登録するだけの単純な機能になります。在庫の分解数の登録を行うことで必要な商品の在庫は加算され、作成した在庫は引かれます。例として、紹介した商品Aを10個分解した場合は、商品Aは-10個で商品Bが+50個・資材Aが+10個・資材Bが+20個が在庫へ反映されます。在庫管理システムが登録情報を元に在庫の足し引きを自動的に行いますので、人為的なミスで在庫ズレなどは発生しません。
今回も前回同様、弊社の在庫管理システムの機能の紹介をさせて頂きました。ご興味を持たれましたらお問い合わせのほど、よろしくお願いします。