今回は弊社の在庫管理システムと内部的に連携をしている出荷管理システムについてご紹介させて頂きます。お客様と物流会社様のデータ連携をする上で重要になるシステムになりますので、出荷指示情報の取り込みから出荷完了までの機能を順番にご紹介させて頂きます。
全機能一覧
出荷管理システムの全機能を出荷指示情報の取り込みから出荷完了の順番にご紹介いたします。
- 出荷指示情報の入力および取込機能
- 出荷指示情報と在庫の欠品確認機能
- 出荷指示情報の物流会社様へのデータ送信機能
- 出荷情報のダウンロードと各種運送会社システムとの連携機能
- 出荷完了情報の連携機能
- 出荷完了に伴う実際の在庫引き処理機能
の6項目を出荷管理システムの機能を使用して処理をすることができます。
出荷指示情報の入力および取込機能
①出荷指示情報の入力機能
お客様より倉庫内に保管している商品在庫の出荷の依頼をする際に入力する画面になります。入力内容としては運送会社の選択や運送会社の送り状に印字される依頼主の情報・届け先の情報・指定日時などや出荷する商品と出荷数量を入力することができます。入力補助としてはご依頼主情報一覧・届け先情報一覧からの情報呼びだしなどが行えますので、全てを入力するのではなく一部の入力のみでも入力行えます。
②出荷指示情報の取り込み機能
お客様より倉庫内に保管している商品在庫の出荷の依頼のデータをファイルとして一括で取込が行える画面になります。通販などであればショップのサイトなどから出荷情報をダウンロードしてそのまま取り込みを行えるように初期設定を行いますので、手入力をするより圧倒的に手間とデータの正確性が向上します。取込のパターンも複数作成が可能になりますのでショップのサイトが複数あり出荷指示情報のレイアウトが違う場合でも取込対応が可能となっております。取込時に商品情報の登録が在庫管理システムにない場合や配達指定日が過去日付であったりした場合などはエラーになりますので、出荷指示情報のデータの事態のエラーチェックを行うことで連動の精度が向上します。
出荷指示情報と在庫の欠品確認機能
①取り込みを行った出荷指示情報と在庫管理システムの在庫数確認作業
出荷指示情報の入力や取り込みをした出荷指示情報を元に在庫管理システムで管理している商品の在庫数が足りているかの確認が自動的に行われます。在庫が不足している状態の欠品状態がある場合は欠品確認画面で何の商品が何個不足しているかの確認をすることができますので、物流会社様へ出荷指示情報を送信する前に欠品している出荷指示情報の対応が行えます。在庫が欠品している出荷指示情報を物流会社様へ送信をすると無い在庫を確認させてしまうことになりますので物流会社様側で出荷作業が非常に効率が悪くなります。欠品確認をして欠品している分をお客様側でキャンセルなどをすることで無い在庫探すなどの無駄な作業がなくなります。販売の方法でセット販売などもあります。セット販売をしてセット商品を出荷する指示に対してもセット展開された商品の在庫数を自動的に確認を行いますので、セット商品コードのまま取り込みをしても商品在庫の欠品状態の確認を行います。
出荷指示情報の物流会社様へのデータ送信機能
①出荷指示情報の物流会社様へのデータ送信作業
出荷指示情報を元に欠品の確認を行い、欠品がなくなった状態で物流会社様へ出荷指示情報のデータ送信を行うことができます。出荷指示情報のデータ送信を行うことで、各種運送会社の送り状発行システムへ取り込む出荷データの作成や作業指示書・納品書などが物流会社様の出荷管理システムの画面に作成されます。物流会社様はそのデータを元に送り状の作成や作業指示・納品書の発行を行い、出荷作業を行っていきます。送信されたデータは全て同じ順番に並んでいますので運送会社の送り状に対して作業指示書・納品書も順番に付け合わせが行えますので、探すなどの無駄な作業が発生しません。また、出荷の作業効率を考えて、データ送信された出荷指示情報の商品別数量一覧でトータルピッキングリストの作成や組合せパターンなどの一覧の作成もされますので、出荷作業自体の効率も考慮した各種出荷情報の作成も自動的に行われます。
今回は弊社の在庫管理システムと連動している出荷管理システムの機能の1~3をご紹介させて頂きました。出荷管理システムになりますので出荷作業を効率化する方法を考え各種データの作成がされるようになりますので、シンプルな運用が可能になります。
残りの4~6の機能は次回のブログでご紹介させて頂きます。
KOUGA SYSTEMの在庫管理システムをよろしくお願いいたします。