今回は在庫管理システムの一部の機能である出荷関連作業の流れについてご紹介をさせていただきます。操作画面はある程度準備は行っておりますが、流れはシンプルにすることで使いやすい機能となっております。
【出荷作業の流れについて】
1.出荷指示情報の取り込みまたは、出荷指示情報の入力を行います。
2.各種出荷作業用情報(各種運送会社の送り状の作成用データや納品書・作業指示書)の作成を行います。
3.出荷指示情報に対して商品在庫の欠品の対応を行います。
4.各種出荷作業用情報を元に各種運送会社の送り状の作成や納品書・作業指示書の印刷を行います。
5.各種運送会社の配送番号の取り込みまたは、配送番号の入力を行います。
6.商品在庫の在庫引き処理を行います。(この際に配送番号の戻し処理を行う)
出荷作業画面は6画面にて行います。基本的に1~4画面が出荷作業を行う為の前作業になり、5~6画面が出荷作業の完了後の作業になります。
【1~4画面の作業内容】
(概要フロー図)
1.出荷指示情報の取り込みまたは、出荷指示情報の入力を行います。
出荷作業を行いたい出荷指示情報データの取込を行います。または、出荷指示情報を1件づつ入力が行えます。出荷指示情報のデータ取り込みでは、出荷指示情報データの内容のデータとしての整合性(商品情報に登録が無い、住所が入っていない等)の確認が実施されます。整合性が合わない場合はエラーが表示されますので、データ内容の整合性の確認が自動的に行われます。データ取込後に反映処理を行うことで、システム内部へ登録が行われます。
2.各種出荷作業用情報(各種運送会社の送り状の作成用データや納品書・作業指示書)の作成を行います。
取込を行った出荷指示情報データを元に、各種運送会社の送り状用データ、作業指示書、納品書などのデータの作成が行われます。作成処理を行う前に反映を行った出荷指示情報に対して商品在庫の欠品がある場合は、システムから欠品があることが告知されデータの作成処理を行うことができません。欠品がない場合は作成処理を行い、各種データの作成処理の実施を行います。
3.出荷指示情報に対して商品在庫の欠品の対応を行います。
出荷作業用情報の作成画面にて欠品の告知が表示された際に商品在庫が欠品している出荷指示情報に対しての出荷キャンセル処理を行うことができます。出荷作業用情報の作成画面で欠品の表記が出ていない場合は欠品の対応を行う必要はありませんので、当画面を扱う必要がありません。
4.各種出荷作業用情報を元に各種運送会社の送り状の作成や納品書・作業指示書の印刷を行います。
作成された運送会社の送り状発行用データのダウンロードを行い各種運送会社の送り状発行ソフトへ取り込み送り状の発行を行います。作業指示書や納品書などはPDFで作成されるため、PDFの印刷を行います。
【5~6画面の作業内容】
5.各種運送会社の配送番号の取り込みまたは、配送番号の入力を行います。
各種運送会社の送り状発行ソフトより配送番号情報データを取得していただき、在庫管理システムへ取り込みを行うことで出荷作業完了の状態に作業状態が変更されます。
6.商品在庫の在庫引き処理を行います。(この際に配送番号の戻し処理を行う)
在庫管理システムでの出荷日単位での出荷完了処理を行うことで、在庫引き処理が行われ配送番号の戻し用のデータの作成が行われます。
ご覧いただきました通り、KOUGA SYSTEMの在庫管理システムは単純に出荷指示情報データの取込を行い、取り込まれたデータを元に出荷作業に必要な各種情報のデータの作成が行われるという単純な流れになっており、パソコンに詳しくない担当者でも扱いやすいため、運用がシンプルになっております。シンプルなだけではなく、いろいろなパターンのシステム変更にも臨機応変に対応が行えます。
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ご興味がありましたら、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。