今回は前回の続きで在庫管理システムに基本的に組み込まれている、出荷機能をご紹介をさせていただきます。
【今回ご紹介する出荷機能】
・基本出荷指示~出荷作業終了までのフロー図
上記の在庫管理システムの出荷フロー図の
④運送会社の配送情報取込 => 各種運送会社の配送番号の取り込み機能
⑤出荷完了処理 => 出荷完了後に必要情報の更新や作成機能
を今回は紹介をさせていただきます。
【各種運送会社の配送番号の取り込み機能】
各種運送会社の送り状発行システムより発行した送り状の配送番号を在庫管理システムへ取り込み反映する機能になります。多数ある運送会社の取り込みレイアウトパターンを準備しており対応が可能です。
出荷指示情報と同じようにレイアウトの変換機能がありますので、特殊なレイアウトであっても対応が可能です。
在庫管理システムへの配送番号の取り込みの運用は単純になっており、シンプルに扱いやすい機能となっております。
基本手順
1.配送番号の取り込みを行いたい運送会社を選択
2.取り込みを行いたい配送番号情報ファイルの選択
3.取り込み開始ボタンをクリック
になっており、取り込みを行った配送情報でエラーが発生しない限り上記3つの基本手順で完了いたします。
最終的に出荷を行った運送会社の配送情報を確定情報として、在庫管理システムへ反映を行いますので、配送情報を取り込むことで最終的な出荷した運送会社・出荷個数などが在庫管理システムだけで判断できるようになります。複数の運送会社の出荷であったとしても、お客様の出荷情報の確認などは在庫管理システムだけで一元して確認が行えるようになり複数システムでの確認の手間がなくなります。
【出荷完了後に必要情報の更新や作成機能】
当日のすべての出荷が完了した際に行う処理になり、機能としては
・在庫管理システムで管理している商品在庫数より出荷した数量を引く機能
・受注システムへ配送番号を返すための、配送情報戻しデータの作成機能
になります。出荷完了後に行う作業になりますが、当日出荷予定の全ての出荷指示情報に配送番号が紐づけられることで、行える処理になりますので出荷漏れなどはこの時点で確認をすることができ、出荷漏れの対策がこの機能で行えます。
配送情報戻しデータにつきましては、多数ある受注システムに合わせられるようにレイアウトパターンの作成も行えますので、汎用的に対応が行えます。
【その他の出荷作業関係の機能】
今回紹介させていただきました、在庫管理システムの基本の出荷作業関係の機能以外も紹介させていただきます。
1.出荷指示情報の入力機能
・出荷指示情報のデータ取り込み以外に手入力で届け先やご依頼主・運送会社・出荷商品情報の入力を行える機能になります。使用パターンとしては基本的には出荷指示情報のデータ取り込みを行うがスポット的な出荷があり出荷指示情報のデータ作成が行えない時に出荷指示情報の入力機能を使用するなどになります。逆にすべて出荷指示情報のデータで対応を行う場合は入力機能は必要ないので機能自体を非表示にすることもできます。
2.配送情報の手入力機能
・運送会社で出荷した際に運送会社情報を手入力で行える機能になります。
3.出荷指示情報の検索機能
・出荷指示情報の検索が行える機能になっております。現在の出荷作業の状況の確認や出荷時のキャンセル処理機能などがあります。一覧からの詳細確認画面への移行も行え出荷に関する詳しい情報の確認が行えます。
4.出荷指示情報・配送情報の一括削除機能
・出荷指示情報・配送情報をファイル単位で一括に削除を行える機能になっております。出荷指示情報で確認をした際に誤って別のファイルの取り込みをしてしまったりした際には便利に使用できる機能になっております。
上記の記載したように、在庫管理システムは必要であれば機能を表示、不要であれば機能を非表示にすることができますので、機能数を必要最低限に抑え運用をしやすい且つ、扱いやすいシステムになっております。
今回も在庫管理システムの出荷作業のご紹介をさせていただきました。機能はすべてで9機能程になっておりますが、お客様や物流会社様では必要機能・不要機能がそれぞれありますので、初回の打ち合わせで必要機能のみにさせていただき、作業担当者の方が扱いやすいシステムとして使用いただけます。
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